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インターフェロン治療費について
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当院で、インターフェロン治療に使用される主なお薬を下記に挙げました。治療費については、加入している保険によって、薬価の2割、3割負となりますのでお気をつけ下さい。

【インターフェロン治療に使用される主なお薬】

  薬品名

薬価
(円)

2割負担
(円)

3割負担
(円)

内服薬

レベトールカプセル200r
  
(リバビリン):1日3カプセル

2,900 580 870

レベトールカプセル200r
  (リバビリン):1日4カプセル

3,866 773 1,160
注射薬

アドバフェロン注射液1800  (コンセンサスインターフェロン)

25,719 5,144 7,716
スミフェロン300 11,322 2,264 7,716
スミフェロン600 22,131 4,426 6,639

キャンフェロンA900
ロフェロンA900

12,311 2,462 3,693
イントロンA注射用600 14,271 2,854 4,281
イントロンA注射用1000 23,233 4,647 6,970
フェロン300 38,960 7,792 11,688
フェロン600 75,230 15,046 22,569


◆イントロンA(インターフェロン)とレベトール(リバビリン)の併用療法について◆

 
 
イントロンAは、筋肉内に注射します。最初の約2週間は週6回注射し(入院)、その後は週3回(外来)、合計約6ヶ月間注射します。最初の約2週間は、週6回注射することから十分な検査や経過観察を必要としますので、入院治療を勧めています。

 レベトールは、イントロンAの注射開始と同時に服用を始め、イントロAの投与中は毎日服用を続けます。

【レベトールカプセルの服用量】
体重60s以下 13カプセル

朝食後1カプセル
夕食後2カプセル

体重60sを超える 14カプセル

朝食後2カプセル
夕食後2カプセル


 副作用の様子や検査結果などにより、イントロンAの注射の量やレベトールの服用量が変更される場合、あるいは治療が中止される場合もあります。

 また治療終了後も、少なくとも6ヶ月間は定期的な検査が必要となりますので、主治医の指示に従って通院して下さい。


 【イントロンAとレベトールの併用療法の治療スケジュールと薬の費用の一例】
薬品名(種類) 投与期間 自   費
(10
割負担)
2割負担 3割負担
イントロンA 6ヶ月間(約24週)      
2週間

6回投与
 
3回投与
イントロンA注射用600 11瓶) 14,271円×(2週[12回]+22週[66回]) 1,113,138 222,628 333,941
レベトール 6ヶ月間(約24週)      
13カプセルまたは4カプセル
(毎日朝夕食後服用)
(レベトールカプセル200 13プセル) 2,900円×24週(168日) 487,200 97,440 146,160
(レベトールカプセル200 14プセル) 3,866円×24週(168日) 649,488 129,898 194,846
 

投与期間

6ヶ月間(約24週)

経過観察期間

定期的な検査:約6ヶ月間(約24週)


※この一例に掲載されている価格は、あくまでもお薬のみの費用です。実際は、入院の場合であれば入院費や検査費等も追加されてきます。

使用するインターフェロンの種類や投与期間、投与・処方の仕方については、患者さんによって異なりますので担当医師にご相談下さい。また治療を受けるにあたり、高額療養費の支給制度等もございます。今後の治療を受ける参考になればと思います。