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禁煙に チャレンジしてみませんか? |
★世の中は今や分煙から禁煙へ ★禁煙成功者の体験談もご紹介 |
東京都千代田区の「路上喫煙禁止条例」をご存じですか?人通りの多い指定地区で喫煙や吸い殻のポイ捨てをした人に対し、最高2万円の過料を払わせるという内容です。また、ほとんどの飲食店では禁煙席と喫煙席に分けられており、店内禁煙の飲食店も増えています。このようにさまざまな場所で喫煙が難しくなっています。 タバコを吸いたくなったとき、どこで吸おうかと場所を探したり、タバコがない、火がないどうしよう。どこで買おう。と思ったことはありませんか?一度でもこのような状況になった方は、タバコに縛られた人生を送っているといえます。もはや禁煙は時代の流れです。きっかけさえあれば禁煙は意外と簡単かもしれません。何度失敗してもいいのです。禁煙しようという気持ちが大切なのです。 自分の堅い意志だけで禁煙できる人、ニコチンガムやニコチンパッチなどの禁煙補助薬を使う人、自分流に工夫して乗り越える人など禁煙の方法は十人十色です。確実な方法はありませんが、自分にできそうな方法でチャレンジしてみてください。 禁煙中は、イライラや集中力の低下などいわゆる「禁断症状」がでることがあります。この症状を緩和させてくれるのが禁煙補助薬です。ニコチンガムは町の薬局・薬店で購入できます。ニコチンパッチは医師の処方箋が必要ですのでご相談ください。 (佐藤 博子) |
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禁煙体験談 | ||
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ある年の健診で“肺が汚れていますね。将来繊維化するかもしれません”と言われた事が耳に残っていました。当時、風邪をひくたびに、痰が絡まり、息苦しく、良く眠れないと言う状態でしたので、いよいよ止める時が来たなと感じました。元日から始めましたが、”禁煙ってこんなにかんたんなの?“と自分でもびっくりする程スムーズに止める事ができたのです。それが10年前のことでした。ですから今でも、禁煙のキーポイントは”動機” だと信じています。 “止められるのなら止めたい”と言った安易な気持ちではタバコの誘惑に勝ことは難しいと思います。なぜ禁煙をしたいのか、自分自身を納得させる動機がみつかれば、成功率は高いのでは・・・ |
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平成9年春、タバコを吸った直後、冷や汗と脂汗が出る胸の苦しみを経験。1週間ぐらいして再びタバコを吸った後に同様に胸が苦しくなった。このままこの苦しさの行き着くところは死ではないかと思わせるような苦しさであった。不安になり次の日コアクリニックを受診。診断名は軽い狭心症であった。タバコが起因していると自分でも思ったが、先生の言葉は「命とる?タバコとる?」であった。もちろん命を選択。禁煙しようと決心はするものの覚悟は今ひとつであった。 毎日2箱40本近くを20数年吸い続け、酒は止めてもタバコは止められないなどと言い禁煙など考えたこともなかった私は、中毒ですから1本も手元にないというのは不安でたまらない。手元の買い置きのタバコを捨てることが出来ない。吸おうと思えばいつでも吸えると思わないと不安でいられない。しかし、そのうちタバコに手が出て、1本吸っては19本残っているタバコの箱を「くそーっ」とひねりつぶして捨てる。また1本吸っては19本をひねりつぶして捨てる。ということを何回も繰り返し、ある日会議があって気がつくと10本もその日は吸っていた。こんなことをしていたら止められない。手元のタバコを全部捨てた。病院を受診し禁煙しようと思ってから2ヶ月くらい経っていた。この2ヶ月は覚悟を決めるために私には必要な時間だったのだと思う。 禁煙をして7年。今ではタバコの匂いを不快に思うまでになっている。私の経験では、はっきりした動機づけがないと禁煙はできないと思う。禁煙するか程度のものではできない。命がかかっているとか苦しい発作をもう経験したくないとか具体的な動機がないと多量喫煙者の禁煙はむずかしい。 禁煙して良かったこと。食物の味がよくなった。歯ぐきの色がきれになった。痰を吐かなくなった。
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