『最新のマルチスライスCTX線CT装置』導入!!


低被爆で高い診断視

 6月21日より当院ではX線CTの低被曝検査を可能にしたシーメンス社製の装置が動き始めました。最新の高感度X線検出器を装備することにより、使用するX線量が従来の半分以下で検査可能となり、かつ、息止めの時間が短くなり例えば胸部では息止めの時間が半分で済むようになりました。一方、MRIでは撮影(観察)が不可能だった人工骨頭部(金属製)などの検査も本装置で行うことができます。

 X線CT検査への不安を減らし、高い診断能を持つ画像・情報を皆様に提供して、皆様の健康に寄与できるよう努力して行くことが何よりの役目であると考えております。

(放射線技術科)



やや斜位にした腹部大動脈、門脈、腎臓、脾臓などが立体的に撮されている。