現在、いわゆる薬害肝炎問題が注目されています。外来診察中に家人に付き添われた患者さんに「自分の場合、C型肝炎ウイルスの感染経路はどうなのですか?」、あるいは「薬害肝炎の救済対象に自分も該当するのではないか?」と言った相談をされる機会も確実に増加しています。 薬害肝炎とは、血液凝固因子製剤(フィブリノゲン製剤、非加熱第IX因子製剤、非加熱第[因子製剤)の投与を受けてC型肝炎(非A非B型肝炎)の感染被害を生じたことを言います。純粋な輸血は含まれていません。しかし、患者さんたちの古い記憶も曖昧ではっきりとした判断に結びつかないことが多いようです。 そこで、当法人でも患者さん方の疑問点になるべく答えられるように、外来診療とは別枠の時間を設けて相談させていただくようにいたしました。当面土曜日の午後に予約制とさせていただき、あらかじめ相談内容をお伝えいただいたうえで30分程度を目安といたしたいと存じます。料金は無料です。 ※ご希望の方は病院の受付、または看護師にお申し出下さい。 |
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医師 小島 眞樹 | |
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