ニューロメーター導入しました 
〜 末梢神経検査 〜

 当院は茨城県で最初にこの測定装置を導入し、検査を実施しております。

 私たちが感じる「しびれ」には複雑な要因が関与しています。「しびれ」を解消するには、原因を正しく診断して治療することが大切です。下記の通り、「しびれ」の要因として3種類(左図)があります。
 今回導入したニューロメーターでは、3種類の神経繊維(右図)の状態をそれぞれ数値化して測定します。
 検査時間は、1ヶ所につき5分ぐらいで、個人差がありますが、4ヶ所で約20分〜30分です。また、強い刺激がありませんので安心して検査を受けられます。

〜 検査手順 〜

 1.金属の電極を皮膚に張り付けます。
 (症状により部位は異なります。右図)

2.Aベータ線維(接触、振動を伝える神経)を刺激し、感知できる最低レベルの刺激量を記録します。何度か測定して平均をとります。

3.Aデルタ線維(圧迫、温度、痛覚を伝える神経)、C線維(痛覚、温度感覚を伝える神経)についても同様に測定します。

4.検査結果を報告します。

 詳しいことや分からないことがございましたら、お気軽に医師や担当技師にお尋ね下さい。