【第2回】
前号では、睡眠時無呼吸の検査が当院でも手軽に出来るようになり、CPAPという治療も始めることが出来るようになりました。もちろん、保険適用にもなること等お知らせいたしました。 |
|
問 題 点 | |
睡眠時無呼吸での問題は昼間の眠気です。睡眠が浅いため、翌日眠気がでて集中力が低下します。そのため、仕事の能率が低下したり、居眠りしたりして交通事故につながることもあり非常に危険です。 その他にも夜間頻尿、頭痛、頭重感、口渇などの症状がでます。 また、さらに重要なことは、高血圧、狭心症、心筋梗塞を発症する可能性が3倍高くなり、脳血管障害においては4倍と言われています。 このように、無治療のまま放置すると、非常に危険な睡眠時無呼吸症候群ですので、チェックリストで可能性のある方は是非検査をお受け下さい。 (所長) |
|
CPAP療法を開始して | |
今回、CPAP装置(下写真)を使用しての睡眠時無呼吸の治療を行っている小川町にお住まいのKさんと東海村にお住まいのYさんにお話しを伺いました。(以降、Kさんを(K)、Yさんを(Y)と省略させていただきます) |
|
◎治療を受けるきっかけは? | |
(K)15年程前に無呼吸症の診断を受け、手術も行いましたが効果はなく、治療法がないと言われていたため、そのまま今日に至りました。 |
|
◎症状は? | |
(K)いびきをかいていた。目が覚めて、夜トイレに行く。昼間眠く、運転が怖かった。 |
|
◎治療を受けられてから変化はありますか? | |
(K)以前は、寝る事が怖かった。 お話しを伺いましたお二人とも、お元気でハツラツとされています。ご家族の方にご自身が寝ている時の様子を聞いてみるのも良いのではとも、おっしゃって下さいました。 成人の2〜4%が、この病気であると言われています。 ぜひ、不安を感じている方は、当院で検査を受けてみては如何でしょうか。 睡眠時無呼吸のチェックリストが、コアクリニック受付窓口にもございます。ご活用下さい。 |
|
![]() 就寝中の状態 |
![]() |